DELLパソコンを紹介する当サイトですが、DELLのライバルであるHP(ヒューレット・パッカード)の動向を探ってきました。
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HP ENVY14 Beats Edition をレポート
ヒップホップ・ミュージック界のトップアーティストである、Dr. Dre(ドクター・ドレー)とHPのコラボモデル!HP ENVY14 Beats Editionを紹介します。 Dr. Dreが手がけるBeats Audioのテクノロジーを採用。一般のノートでは楽しめない、迫力のある重低音とクリアなサウンドが楽しめるモデルです。
Dr. Dre(ドクター・ドレー)は、エミネムのメジャーデビューアルバム「ザ・スリム・シェイディ LP」を手がけたプロデューサー。2000年にはグラミー賞のプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを獲得。さらに、「Beats Audio」というオーディオブランドを展開しています。
HP ENVY14 Beats Editionにも、「Beats Audio」のロゴがあります。
2010年9月30日に行われたHP新商品発表会によると、ENVYは従来からあるブランドのトップに立つ新ブランドだそうです。直販モデルと量販店モデルがありますが、以下、直販モデルで紹介します。
HP ENVY14 Beats Edition(直販モデル)は、14.5インチワイド液晶ノート。HM55 Express チップセットを採用。クアッドコアのCore i7-720QM(1.60 GHz)を搭載します。ターボブースト機能があり最大2.80GHzまでクロックアップします。またHTテクノロジー搭載なので8スレッド動作し、複数同時処理にも強いです。
ターボ・ブースト・テクノロジーは、必要に応じて動作周波数を自動クロックアップさせます。マルチコアに対応していないシングル・スレッドのソフトでは、動作周波数の高さが速度につながります。まだまだ、シングル・スレッドのソフトは多いので、ターボ・ブースト・テクノロジーのメリットが大きいです。
HTテクノロジーによって「実装コア×2倍」の同時処理が可能です。HTテクノロジーは命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術です。つまり4コアなら8スレッド動作します。上の写真では、レンダリングにて8箇所同時に処理を行っています。
液晶解像度は1,366×768で、一般的な15インチクラスの解像度です。メモリにはPC3-10600 DDR3-SDRAM を採用し、最大8GBメモリまで搭載可能。装備するスロットは2スロットです。HDDは640GBあるのでたっぷり保存ができます。単体グラフィックのATI Mobility Radeon HD 5650を搭載しており、サウンドだけでなく、そこそこ高度な3Dゲームもできるグラフィックパフォーマンスです。付属のACアダプタは、コンパクトな「90WスリムACアダプター」で約171gと軽量。おまけにUSB端子があるので、パソコンがなくてもポータブルミュージックプレーヤーなどの充電に使えます。
会場では参加者たちの賑わいで、内蔵スピーカーでのサウンドクオリティを確認できませんでしたが、ヘッドフォンを通して聞くと、なんとなく、クオリティの高さを感じたような気がします。ちなみにこのヘッドフォンは付属しないそうです。
幅356×奥237×厚み30.5 (最薄部)~32.5 (最厚部)mm。重量は標準バッテリパック装着時で、約 2.62 kg。公称のバッテリー駆動時間は約4 時間。
ディスプレイは段差のないフラット仕上げ。主な装備インターフェースは、HDM端子、Mini DisplayPort、USB2.0ポート×3(1ポートはeSATAポートと兼用)、ギガビットイーサーLAN端子、ヘッドフォン・ラインアウト出力、マイク入力、ヘッドフォン出力。メディアカードスロットは2in1メディアスロットと記載されていますが、「SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、マルチメディアカード」に対応。ちょっと対応が少ないですね。92万画素のWebカメラを内蔵。
ワイヤレス機能では「IEEE802.11a/b/g/n」の無線LAN、Bluetooth2.1+ EDR を内蔵しています。キーボードの切り替えボタンでオンオフが可能です。
天板にはブランドマークのbが印刷。
サイドは鏡面シルバーで、筐体にアルミ素材を用いています。持ちやすいように滑らかなエッジに仕上がっています。前面には Beatsステレオスピーカーを内蔵。
キーピッチ19mmのフルサイズキーボード。ミスタッチの少ない浮き石型キーを採用。パームレストの面積が充分にとられていますね。キートップはストレートな立方体なので、指に触れる面積が台形キートップより広くなっています。
パームレストには、滑りにくいラバーコーティングが施されています。底面にもラバーコーティング。
細長い電源ボタン。
Enterキーを押した様子。各キーが独立しているのでミスタッチが少ないです。スペースキーの列はやや小型なキーです。
キーストロークは2mmでやや浅め。Bのキーがブランドロゴにあわせてあります。[Fn]とbキーと同時に押すことで、Beats Audioのオン/オフが切り替えられます。 (Beats Audio=独自のチューニングが施されたデジタルシグナルプロセッシング。迫力のある重低音とクリアなサウンド。 )
タッチパッドは、賛否両論ある「クリックボタン一体型」。マルチタッチジェスチャー対応。
左上のポッチは、クリックパッド オン/オフボタン。
任意にキーボード・バックライトのオンオフができます。暗いところでも操作が可能です。
HP ENVY14 Beats Editionのまとめ
14.5インチワイド液晶ノートで、約 2.62 kgというやや小ぶりな筐体でありながら、クアッドコアのCore i7-720QM、単体グラフィックのATI Mobility Radeon HD 5650を搭載しており、サウンドだけでなくトータルパフォーマンスが高いところが注目です。
この手のパフォーマンスモデルになると、筐体が大きめな製品が多いので、ある意味、貴重な存在です。浮き石キーやパームレストのラバーコーティングなど、快適な操作も提供してくれています。
ただ、気になるのは一番のメインであるサウンドについて、HPサイトを見ても「ちょっと説得力に欠けるかな」という印象です。要約すると「Dr. Dre(ドクター・ドレー)とHPのコラボで、パーツの素材、音の共鳴まで緻密に計算。独自のチューニングが施されたデジタルシグナルプロセッシングを搭載。」とのことです。素人にも分かるように、もっと具体的な説明がほしいところです。会場での説明では、音声の研究機関にて高い評価をいただいた、とのことです。音楽が好きなユーザーには、選択肢して損のないモデルでしょう。そもそも、サウンドを抜きにしてもパフォーマンスが高いモデルなので、その分だけでも満足度が高いのではないかと思います。なお、搭載している単体グラフィックのATI Mobility Radeon HD 5650はDELLのStudio 17レビューでチェックしていますので、よろしければ参考にどうぞ。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より