江持洞門と、肝を冷やす参道の羽黒神社
2014年12月に、手掘りによって貫通させた鬼亀こと佐久間亀五郎の江持洞門を訪問した。そして「肝を冷やす急勾配の参道」、江持洞門の岩山に建つ羽黒神社へ行った。場所は、須賀川市江持。
江持洞門~鬼亀の手掘りトンネル
明治時代になると世の中が急激に変わり、外国技術の輸入や鉄道により物資や人の交流が活発になった。しかし、江戸時代は物資や人の交流が制限されていたこともあり、道路は大量輸送に向いていはいなかった。
江持洞門を手掘りによって貫通させた鬼亀こと佐久間亀五郎は、1843年(天保14年)に栃本村(現・郡山市栃本)で生まれた。このころ、奥州街道の宿場町であった須賀川はこの地方の経済・文化の中心であったため物資中継地として賑わっていた。
栃本村は須賀川と小野新町との中間にあった。小野新町や栃本からの物資は谷田川を通り、江持から須賀川へと運ばれていたが、江持村の裏山が阿武隈川の河岸段丘であるため交通の難所であった。
亀五郎は栃本から須賀川に物資を運ぶのに苦労していたため、洞門を掘ることを考える。1887年2月、江持の人々に協力を求めノミと槌とで岩山を掘り始めた。手掘りであったため1年たっても掘り抜けず、費用不足から中止寸前にもなったが、人々の協力もあり1887年8月に江持洞門は貫通した。
江持洞門は幾度か拡張されたが、現在も昔のままの姿で利用されている。(明治30年に県道となり、明治41年、昭和10年、昭和57年に拡張工事されている。)坑口はコンクリートで補強されているが、トンネル内部では手掘りの岩肌を確認できる。
ちなみに須賀川市江持(えもち)という場所だが、なぜだか年配者の方々は「いもじ」と呼ぶ。訛りなのだろうか?
羽黒神社~急勾配の参道が魅力!
江持洞門が掘られた岩山には昔から羽黒神社がある。表参道の様子。
参道の鳥居をくぐると、急勾配の石段が続く。石碑の置かれている場所が危なっかしい。
肝を冷やす急勾配の石段。50度くらいの角度はあろうか、鎖場となっており登山感覚。これまで通った参道の中でナンバーワンの危険度。石段は岩盤を削って造られている。
羽黒神社の拝殿および、頂上からの眺望。須賀川城の狼煙台にも使われたのだろうかと想像してみた。
この日は大晦日であったため業者が初詣の準備をしていた。散策しているのが珍しかったのか、「今日はどうしたんだぁ~」と尋ねられる。訛りに従って「千葉から須賀川観光に来たんだぁ~」と返答したら、「それはすんごいなぁ」と。
なお、羽黒池のほうに緩やかな階段があり、こちらは裏参道だろうか。安全に参拝するならこちらから通ったほうがよい。江持洞門がなければ、確かに交通の難所であったことが体験できた。
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