- HOME
- DELLデスクトップPC
- DELL個人デスクトップ
- ALIENWARE AREA-51(R4)
DELL最高峰ゲーム・デスクトップ!水冷システムのOC向き、Skylake-X 設計モデル
DELL ALIENWARE AREA-51(R4) レビュー
- ALIENWARE AREA-51の概要とベンチマーク(現在のページ)
- Triadデザイン詳細。ALIENWARE AREA-51の設置例や付属品など
- 9箇所のゾーンにお好みのLEDカラーを設定! イルミネーション機能
- ALIENWARE AREA-51(R4)の内部と拡張性
- 内部続き~マザーボードとグラフィックカード(NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti )
2017年9月に発売した、DELL最高峰PC!ALIENWARE AREA-51ゲーミングデスクトップこと、ALIENWARE AREA-51(R4)をレビューする。トライアド・デザインという「巨大おにぎり型」が個性的なモンスター級マシン。このデザインとしては4番目のリリースモデルで、ハイエンドユーザー向きのSkylake-X 設計を採用している。CPUクーラーには水冷式を採用。装備としてはトリプル・グラフィックに対応している。2基の前面吸気ファン、LED配色できるイルミネーション機能、通信にはKiller E2500を2基、ATX電源(80PLUS認証)を装備!マザーボードはATX準拠のため、現役を引退したあとでも、PCケースが自作用に流用できる(イルミネーション機能は引き継げないと思うが)。
2018年1月論評 Skylake-X 設計 |
|
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
※2018年1月10日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。
当方レビューに関する注意事項
※記事はレビュー時点の情報である。標準搭載や仕様変更など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※手元の実機に基づいた限定的な内容であり、仕様は購入者の選択や時期によって異なる。
※導入した状態をただレビューしているだけなので、購入された場合の一致性は保証していない。
※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※状況は極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的見解であり、その賛否は人によって異なる。
※風景に写っている周辺機器等は、DELLとは関係のないアイテムである。
DELLの製品名について
DELLサイトにある販売名は気まぐれで統一性がなく、さらに新旧モデルの区別が困難。そのため当方では唯一無二のコンピューターモデル名を重視している。コンピューターモデル名は、DELLサイトの該当ページにてURLを見れば判断がつく。詳しくは「DELL製品の把握は、コンピューターモデル名を知ること」を参照。
Skylake-X 設計~特徴とレビュー時点の構成例
PCケース チェックポイント |
|
光学ドライブ | スロットイン式 |
ストレージ拡張性 |
※マザーボードのSATAコネクタが4基なので、拡張性フルの搭載は不可能 |
サイズ(公称値) | 高さ: 570mm × 幅: 273 mm × 最長奥行き: 639 mm / 最小重量: 28 kg |
カラー |
|
システム チェックポイント |
|
注意ポイント |
|
アーキテクチャ | Skylake-X 設計(CPUソケット:LGA2066) |
チップセット | インテル X299(オーバークロック用ロックBIOS対応) |
CPU |
|
グラフィック |
|
メモリ・スロット (DDR4 × 4基) |
|
電源ユニット |
|
保証書について | 紙の保証書はない。注文と同時に、顧客情報とその製品情報が記録され、1台1台につけられた「サービスタグナンバー」で管理。問い合わせではこのナンバーを伝え、オペレーターは、それによってユーザーがどんな構成のパソコン製品を持っているか把握できる。
|
※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関してはレビュー時点であり、変更の可能性もある。
ALIENWARE AREA-51(R4)の装備インターフェース
前面では右端一列にインターフェースが集まっている。エイリアンヘッドの電源ボタン、縦配置のスロットイン式光学ドライブ、ヘッドフォン / マイク端子、USB3.1(Gen1)端子× 2基、SDカードスロットを配置。
背面では、USB Type-C端子(USB3.1-Gen2および、PowerShare対応)、USB3.1(Gen2)端子× 1基、
USB3.1(Gen1)端子× 6基、USB2.0端子×2基、ギガビットイーサーLAN端子 × 2基、S/F DIF端子、7.1ch対応のアナログオーディオ端子、ライン端子を配置。
接続以外では、上方にHDDライトとI/Oアクセシビリティ照明ボタン(後述)を配置している。また、Skylake-X 設計(CPUソケット:LGA2066)のハイエンド・マザーボードのため、オンボードのモニタ出力端子は無い。(グラフィックカードが必須の仕様)
補足説明
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1端子では転送速度の異なるGen1(5Gbps)とGen2(10Gbps)が混在する。
※周辺機器とつなぐ端子の知識は、【 パソコンの接続端子(シリアルバス規格) 】で解説。
※オーディオ端子についての知識は、【 サウンドデバイスで扱われる、主な装備端子 】へ
※ディスプレイ端子の知識は、【 パソコンのディスプレイ端子 】で解説。
PCI Express拡張スロット
ALIENWARE AREA-51(R4)の実装するPCI Expressスロットだが、DELLサイトの説明がわかりにくかったので、自分なりにまとめてみた。1~7までスロット番号が割り振られている。「スロット1」が2スペースなので「スロット2」は欠番となっている。そして「スロット7」の下にもブラケットがあるが、マザーボード側にスロットがないので無視されている。
ALIENWARE AREA-51(R4)は、デュアル・グラフィックおよび、トリプル・グラフィックに対応する構造であるが、「スロット1、スロット4、スロット7」がグラフィック用に割り振られている(図ではオレンジ色にした)。マニュアルによればデュアルおよびトリプルの場合、「スロット4」がプライマリ・グラフィックカード用となる。※ちなみに、レビュー時点ではDELLの販売ではトリプルがない。
そして最大帯域(レーン数)は図のとおりであるが、PCI Express x4以外はスロット形状がすべて「x16」なので注意が必要。見た目では帯域が判断できない。x16のスロット形状だが帯域が「x8」までのスロットがある。
内部のPCI Expressスロット。PCI Express x4以外はスロット形状がすべて「x16」。でも最大帯域がx8のスロットもあるので注意。なお、今回の構成では「GeForce GTX 1080 Ti 11GB GDDR5X」のシングル構成なので、デュアルやトリプルの検証は無し。
Skylake-XのCore i9-7980XEと、GeForce GTX 1080Ti
今回のALIENWARE AREA-51(R4)にはCore i9-7980XEとGeForce GTX 1080Tiを搭載している。スペックは上記の通り。Core i9-7980XEは18コア搭載で、HTテクノロジーによって36スレッド動作する。TDPは165Wとモンスター級。
Core i9-7980XEのパフォーマンス(CINEBENCH R15)
CINEBENCH R15のレンダリングで、CPUパフォーマンスをチェックした。このベンチマークテストはCPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。コア数が多く、高クロックのCPUほど短時間で処理できスコアが高くなるが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。(ハイエンドのグラフィックを搭載していても微々たる影響しか無い。) ※OpenGL性能チェックは除く
CINEBENCH R15は、ドイツMAXON社のプロ用3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」をベースとしており、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CINEBENCH R15ではマルチコア対応に特化しており、最大256スレッドまで対応している。そのためスレッド数が多いほど圧倒的な数値となり、主にマルチコアに対応しているアプリなら参考にできる。アプリのプログラムには様々あるので、これがすべてのパフォーマンスに比例しているわけではない。掲載しているスコアは、すべて当方がレビューしたPCにて計測したものである。(環境による違いや、バックグランドの状態などで起きる個体差にはご容赦願う。)
マルチ・スレッドでのパフォーマンス
2度測定したところ、最大でスコアが「3331」。Core i7-6700K(スコア:879)やCore i7-7700(スコア:869)が赤子同然。CINEBENCH R15を36スレッドで処理する様を初めてみたが、畳みかけるように処理していき、なかなか圧巻だった。ちなみに、下記のリンク先で紹介しているが、8コア16スレッドのADM Ryzen 7 1700Xでは「1454」。
なお、マルチスレッドでの消費電力は280Wあたり。
シングル・スレッドでのパフォーマンス(1コアあたりの性能比較)
1コアのパフォーマンスでもかなり高い。これが18コアも実装しているから、マルチスレッド対応ソフトだと、圧倒的なパワー。なお、シングルスレッドでの消費電力は102Wあたり。
【 過去レビューPCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック 】
ゲームのベンチマークテスト~4K編
次はグラフィック処理がメインとなる「ゲームのベンチマークテスト」を実施。CPUも若干スコアに影響を与えるが、その比重はゲームによって差がある。とりあえず「CPU+グラフィック」のパフォーマンスとして捉えてほしい。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (4Kで最大設定)
手始めの余興に、4K(3840 × 2160)での検証。FF14紅蓮のリベレーターを最大設定でベンチマークテスト!
(ALIENWARE AREA-51(R4)がデカすぎ・・、対比のせいで43インチの4Kモニタに見えない・・)
「4K(3840 × 2160)、最高品質 DirectX 11 フルスクリーン」の結果、スコアは8535。非常に快適にプレイできるようだ。
バイオハザード6(2013年)~4Kでのパフォーマンス
「4K(3840 × 2160)、品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン」でベンチマークテストを実施。
スコアは「15395」でとても快適なRank S。10000以上あるので、もっと高品質な設定もできる。
ベンチマークテスト~過去のPCとの比較
過去にレビューしたPCとの性能比較をする。ちなみに、消費電力はアイドル時で64Wほど。ストリートファイター4では220~260Wあたり。バイオハザード6では240~320Wあたり、ラストレムナントでは260W~320Wほど。
再び書斎に戻り、23インチモニタと接続。以下、当サイトのルーチンワークである、過去のレビューPCとの比較。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
「1280×720 標準品質(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン」および、「1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施。 設定変えてもほとんどスコア変わらないので、ほぼ最高値なのだろうか。
【 設定 】 | ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1280×720 標準品質(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン) |
SCORE |
2018年1月論評 |
|
14092 |
【 過去レビューPCと比較 : FF14 紅蓮のリベレーター ~ 1280×720 標準(ノートPC) DX11 フルスクリーン 】
【 設定 】 | ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン) |
SCORE |
2018年1月論評 |
|
13069 |
2017年10月論評 |
|
10188 |
2017年11月論評 |
|
9318 |
【 過去PCと比較 : FF14 紅蓮のリベレーター ~ 1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン 】
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
「1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施。
【 設定 】 | ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド (1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン) |
SCORE |
2018年1月論評 |
|
16852 |
2017年1月論評 |
|
15698 |
2016年12月論評 |
|
14781 |
【 過去PCと比較 : FF14 蒼天のイシュガルド~ 1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン 】
ラストレムナント(2009年)
「1920 × 1080 フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施。 品質設定はなく、もとから固定設定。
【 設定 】 | ラストレムナント (1920 × 1080 フルスクリーン) | FPS |
2018年1月論評 |
|
347.73 |
2017年1月論評 |
|
302.06 |
2017年10月論評 |
|
259.69 |
【 過去PCと比較 : ラストレムナント ~ 1920 × 1080 フルスクリーン 】
ストリートファイター4 (2009年)
「1280 × 720 品質:デフォルト 垂直同期OFF ウィンドウ表示」および、「1920 × 1080 品質:デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施。こんな古いゲームのベンチマークテストなど意味ないが、もはや儀式的になっているのでとりあえず実行。古いグラフィックのほうが伸びがよく、あまり肌にあっていないような雰囲気だった。
【 設定 】 | ストリートファイター4 (1280 × 720 品質:デフォルト 垂直同期OFF ウィンドウ表示) |
FPS |
2018年1月論評 |
|
441.37 |
【 過去PCと比較 : ストリートファイター4 ~ 1280 × 720 品質:デフォルト 垂直同期OFF ウィンドウ 】
【 設定 】 | ストリートファイター4 (1920 × 1080 品質:デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン) |
FPS |
2018年1月論評 |
|
552.49 |
【 過去PCと比較 : ストリートファイター4 ~ 1920 × 1080 デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン 】
バイオハザード6(2013年)
「1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施。レビュー時点、当サイト過去レビューのなかで最高スコア。
【 設定 】 | バイオハザード6 (1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン) |
スコア |
2018年1月論評 |
|
22891 |
2017年1月論評 |
|
19057 |
2016年12月論評 |
|
18129 |
【 過去PCと比較 : バイオハザード6 ~ 1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン 】
バイオハザード5
「1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 10 フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施
【 設定 】 | バイオハザード5 (1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 10 フルスクリーン) |
FPS |
2018年1月論評 |
|
263.0 |
2015年11月論評 |
|
254.1 |
2014年7月論評 |
|
251.3 |
【 過去PCと比較 : バイオハザード5 ~ 1920 × 1080 フルスクリーン 】
ドラゴンクエストX (2013年にWindows版のサービスを開始)Ver.1.10
「1280×720 標準品質 ウィンドウ」で、ベンチマークテストを実施。および、「1920 × 1080 最高品質 ウィンドウ」で、ベンチマークテストを実施。差がないところをみると、ここらが最高なのか。
※過去に測定したPCと比較するため、初期バージョンである「Ver.1.10」を用いている。新バージョンのほうが旧バージョンよりもやや高めのスコアがでる傾向にあるようだ。旧バージョンであることにご理解を。
【 設定 】 | ドラゴンクエストX (1280×720 標準品質 ウィンドウ) | スコア |
2018年1月論評 |
|
19657 |
【 過去PCと比較 : ドラゴンクエストX ~ 1280×720 標準品質 ウィンドウ 】
【 設定 】 | ドラゴンクエストX (1920 × 1080 最高品質 ウィンドウ) | スコア |
2018年1月論評 |
|
19898 |
2017年1月論評 |
|
17866 |
2016年12月論評 |
|
16774 |
2017年9月論評 |
|
16689 |
2017年3月論評 |
|
16653 |
【 過去PCと比較 : ドラゴンクエストX ~ 1920 × 1080 最高品質 ウィンドウ 】
ストレージパフォーマンス
このALIENWARE AREA-51(R4)実機では、M.2 スロットにNVMe SSD(サムスン製PM961)を搭載。セカンドに3.5インチHDD(シーゲート製ST2000DM001-1ER164)を搭載。パフォーマンスは上記の通り。NVMe SSD (PCI Express接続)は流石に速い。
【 過去PCと比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス 】
詳しくはDELLサイトへ
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報
レビュー項目
- ALIENWARE AREA-51の概要とベンチマーク(現在のページ)
- Triadデザイン詳細。ALIENWARE AREA-51の設置例や付属品など
- 9箇所のゾーンにお好みのLEDカラーを設定! イルミネーション機能
- ALIENWARE AREA-51(R4)の内部と拡張性
- 内部続き~マザーボードとグラフィックカード(NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti )