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HP ENVY Phoenix 810シリーズ・レビュー
ENVY Phoenix 810シリーズは、水冷CPUクーラーを搭載した最高峰のハイスペック・ゲーミングPC。600WのATX電源を搭載するので、ハイエンド・グラフィックカードが搭載できる。ミニタワー型なので拡張性はそれなりであるが、光学ドライブ・ベイを2基、3.5インチストレージベイを3基搭載する。
プラットフォームには、Haswell設計(Z87 )とIvy Bridge-E設計(X79 )とのモデルに分かれている。デザインは同じであるが、設計は異なるので留意が必要。当サイトでは、HP ENVY Phoenix 810シリーズのうち、以下のモデルをレビューしている。
Ivy Bridge-E |
2014年2~3月にレビュー。Ivy Bridge-E設計(チップセットにX79)を採用! 600W電源、水冷式CPUクーラー搭載し、ゲームユーザー向けのハイエンドモデル。レッド・イルミネーションが装備されており、遊び心のある仕様。 |
Haswell |
2014年5月にレビュー。水冷式CPUクーラー搭載のENVY Phoenix810シリーズで、Haswell設計のタイプ。(Z87 Express チップセット) 。レッド・イルミネーション装備。 |
ENVY Phoenix 810シリーズのPCケースデザイン!
モデルによってプラットフォームが異なるため、ここのページではENVY Phoenix 810シリーズのPCケースデザインのみ紹介する!装備するインターフェースなどは各モデルの詳細レビューを参考にしていただきたい。
右サイドパネルの一部がシースルーになっており、ラジエータファンのレッド・イルミネーションを楽しむことができる。天井はメディアトレイとなっており、利便性が高い。
光学ドライブベイは2基
筐体はピアノブラックというカラーリング。フロントパネルが光沢ブラックのデザイン。光学ドライブベイは2基装備しており、右側にあるイジェクトボタンはメッキ加工されている。エントリー機ではメッキではなくシルバー塗装なので、ここはハイエンド機らしいデザインだ。
前面インターフェースのフレックスベイ
光学ドライブベイの下はフレックスベイとなっており、押し下げると各インターフェースにアクセスできる。
ここでは搭載端子については触れない。あくまでPCケースの紹介であるため。
USBメモリを挿入した様子。
フレックスベイ・カバーはフロントパネルの半分を占めるサイズ。写真はカバーを閉じている時と開放している時の様子。
MADE IN TOKYO
世界シェアNo.1(2006年7月~2011年6月出荷台数)+「MADE IN TOKYO」のシールが貼付されている。パソ兄さんもじっくりと見学してきた「東京・昭島工場」で組立てられたパソコンである。東京生産のメリットは、次の3点。
- その1: カスタマイズ注文でも「5営業日で納品」で、届くのが早い!!
- その2: 輸送リスク削減で、故障発生率を低減。(1999年と比べて2010年では1/4に低減)
- その3: 生産拠点が東京なので要望のフィードバックが早い
「日本生産だから品質がいい、海外生産だから悪い」と言うわけではないが、ユーザーに近い場所で生産していることは「あらゆるレスポンスが早い」というメリットになる。また、パソ兄さんが評価するところは、生産拠点など海外に逃げないところであり、雇用・税金など経済面で日本に大きく貢献している。
前面のレッド・イルミネーション
前面下段には、アイアンマンの目のようなデザインのイルミネーションライトを搭載。
前面の発光箇所は2点。
ラジエーターファンのイルミネーション
左右側面パネルにhpのエンボスロゴ、そして両面ともに通気口がある。右側面パネルにはシースルーの窓枠があり、ラジエーターファンのイルミネーションを覗きこむことができる。
レッドカラーの右側面イルミネーション。
サイドパネルを外した状態で観察したもの。
角度を変えて撮影。
天井のメディアトレイと底面
天井はフラットではなく鱗状の凹凸があり、中央が谷間になっている。また、USB端子等があるのでメディアトレイとして機能する。
独特な形状なのでメディアトレイとして安定性が懸念されたが、実際に小物を置いてみたところ、特記すべき問題はなかった。
天井を横から見た様子。
フロントパネルとつながっているデザインの天井端子部分。ここにメッキ加工の電源ボタンがある。わりと大きめで押しやすいサイズである。
メディアトレイ用として各インターフェースを装備(搭載端子については各モデルのレビューにて)。
オーディオではBeats Audioテクノロジー(デジタル・シグナル・プロセッシング)を採用しており、独自のチューニングが施されている。ユーザーポジションから見て背面の位置となってしまう。テーブル下にENVY Phoenix810-190jpを配置する場合には、若干の扱いにくさを感じてしまう。
底面からの様子で、フロントパネルでは吸気用のスリットが確認できる。フロントパネルは南蛮甲冑みたいな形状。
背面の構成
背面最上部にATX電源を装備。自作用の市販と同じATX電源規格である。
中央に拡張スロットを4基装備。その下段にPCケースファンを搭載。HPの多くのデスクトップ機では、マザーボードを逆さまに取り付ける構造がよく見られ、一般的に最下部に来る拡張スロットが中央に配置される。
I/Oパネル(バックパネル)の端子は、マザーボード直結のオンボード端子であるため、各モデルごとによって内容が異なる。装備するインターフェースやグラフィックカードについては、各モデルレビューで紹介する。
ENVY Phoenix 810シリーズの、ドライブ拡張性
手回しネジのロックを解除し、取っ手を引いてサイドパネルを取り外す。開けるのに工具ドライバは必要なし。
ENVY Phoenix810-190jp内部。被写体はENVY Phoenix810-190jpであり、モデルごとにプラットフォームは異なる。ここでは、あくまでPCケースとしての「ドライブの拡張性」を紹介する。
ドライブベイ~完全ネジフリーの機構
光学ドライブ用に5.25インチベイが2基あり、レバーで固定できるネジフリー機構である。5.25インチベイの下には3.5インチ外部ベイがあり、そこにはメディアカードスロットが標準搭載されている。
ENVY Phoenix810-190jpには3.5インチベイが3基ある。2.5インチドライブにはマウンタで調整される。
2.5インチSSDがマウンタを通じて搭載されている様子。
ハイエンド機ならではの、水冷式CPUクーラー
ENVY Phoenix 810シリーズの水冷式CPUクーラーでは、「水冷ヘッド + ポンプ」一体型の簡易水冷キットを採用している。
ENVY Phoenix 810シリーズはモデルごとにプラットフォームが異なる。当サイトでは、以下のモデルをレビューしている。
- ENVY Phoenix 810-180jpレビュー(Core i7-4770K + GeForce GTX 770)
- ENVY Phoenix 810-190jpレビュー (Core i7-4820K + GeForce GTX 760)
- ENVY Phoenix 810-190jpレビュー第2弾OC編!(Core i7-4960X EE + GeForce GTX 770 )
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