AMD Athlon II Neoシリーズを搭載する、11.6インチ超低電圧モバイルノート。これまでにない高いモバイル性が期待できます。
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DELL Inspiron M101zの性能を検証
今回レビューしているInspiron M101z(ロータスピンク・モデル)の構成は上記の通り。AMD Athlon II Neo K325 デュアルコアを搭載し、オンボードグラフィックにATI Mobility Radeon HD 4225を搭載。DELLではカスタマイズが可能ですし、購入時期によっては構成内容に変化があるかもしれませんので、購入の際はDELLサイトにて確認してください。最新情報は、DELLサイトにて⇒Inspiron M101z (販売終了)
この構成の場合、プロセッサは2.9とあまり高くありませんが、ゲーム用グラフィック(3D処理)能力はまあまああります。
ちなみに以前、展示会で見たときには、AMD Athlon II Neo K325 デュアルコアは3.9あったけど?何か調査でまずったかな?
Inspiron M101zは超低電圧CPUを採用したCULVノートですので、Atomミニノートよりも高性能です。試しにAtom N550とAtom N475のミニノート製品でスコアを比較してみましょう。これらはAtomに内蔵するグラフィック「GMA 3150」が採用されています。
HP Mini 210-2000の構成 | ||
製品画像 | ||
OS | Windows7 Starter | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 10.1インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Atom N550 (1.5GHz, 512KB×2 L2、667MHz FSB) |
3.1 |
メモリ | 1GB DDR3-SDRAMメモリ | 4.5 |
グラフィックス | インテル GMA 3150(CPUに内蔵) | 2.9 |
ゲーム用 グラフィックス |
3.0 | |
プライマリ ハードディスク |
250GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
HP Mini 110-3100の構成 | ||
製品画像 | ||
OS | Windows7 Starter | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 10.1インチ WLED光沢液晶(1024 x 600) | |
プロセッサ | インテル Atom N475 (1.83GHz, 512KB L2、667MHz FSB) |
2.7 |
メモリ | 1GB DDR2-SDRAMメモリ | 4.5 |
グラフィックス | インテル GMA 3150(CPUに内蔵) | 3.0 |
ゲーム用 グラフィックス |
3.1 | |
プライマリ ハードディスク |
250GB SATA HDD(5400回転) | 5.9 |
Atom N475搭載ミニノートも比較素材としてどうぞ。
据え置き用ローエンドノートとも比較してみます。
Inspiron 15Rの構成 | ||
製品画像 | Inspiron 15R(N5010)販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-430M (2.26GHz, 3MB L3キャッシュ) |
6.6 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス (500~766MHz) |
4.5 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.2 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(5400回転) | 5.8 |
ちなみにCULVノートでないローエンドノートのほうが、総合的な性能は高いです。
「CULVノートがスタンダードノート並みの性能」というコピーを見かけたら、だまされないように気をつけましょう。
Inspiron M101zで、どれくらいの事ができるのか
Inspiron M101zのようなCULVノートを選ぶ理由として、低消費電力でバッテリー駆動時間が長いことが挙げられます。Inspiron M101zの場合、公称では6セルバッテリで6時間36分となっています。そこで駆動時間だけならAtomミニノートでもいいのですが、「やはりミニノートでは物足りない性能」だからCULVノートを選ぶのでしょう。
ちなみに消費電力を測ったところ、Windows起動時や起動直後では20W前後の消費で、落ち着いてくるとアイドル値と思われる13W前後に収まります。
今回の構成のInspiron M101zでどれくらいの事ができるのか、検証してみました。Inspiron M101zの構成は上記で紹介したとおりです。ネットやネット動画程度ならAtomで充分ですよね。それ以上の娯楽といえばフルHDコンテンツです。
そこで、外付けでブルーレイドライブを用意し、再生ソフトもインストールしてみました。Inspiron M101zの液晶解像度は1366x768であるため、ドットバイドットでの再生(フルHD:1920×1080)ではありませんが、フルHDコンテンツであるブルーレイ映画がこま落ちなく楽しめました。ドットバイドットでなくてもそん色なく綺麗な映像ですけどね。
CPUの負荷率をチェックしてみましょう。
大体、CPU使用率30%前後というところ。ミドルレンジノートでは5%以下というケースが多いですが、30%前後であれば安定して楽しめます。ただ、ウィルススキャンなどバックグラウンドで動作してしまうとコマ落ちが発生します。
Inspiron M101zでブルーレイを楽しむのは、DELLではサポートしていないことなので自己判断の使用です。性能としてはそれくらいあるということで、ご理解ください。
この画面サイズで、外付けしてまでブルーレイ映画を観ることは滅多にないですが、それができる性能があるので、モバイル用途ならいろいろなことに活用できます。
XPS 14などのミドルレンジノートで遊べる「ストリートファイター4」のベンチマークでは、Inspiron M101zの場合、RANK Eで動作困難です。搭載解像度でのプレイは10.89FPSしかありません。当たり前ですが本格的なゲームはダメです。
Inspiron M101zに対して期待していい使用方法は、HDDに取り貯めたHD動画の再生などになりそうです。もっとWindowsがキビキビした動作で使いたい場合にもいいでしょう。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、Inspiron M101zのディスプレイ
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