DELLパソコンを詳しくレビューしているパソ兄さんが、14インチノートのDELL Inspiron 14z(N411z)を購入ガイドとしてレビューしています。光学ドライブを搭載しておりながら、薄型軽量設計を実現しており、プラットフォームは据え置きタイプと同じなので、性能も文句なし。
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光学ドライブを搭載した極薄14インチノート!Inspiron 14z
光学ドライブを搭載していながら、CULVノート並に薄型で軽量のノートパソコンをお探しの方に朗報!2011年8月に、14インチモバイルノートのDELL Inspiron 14zが発売されました。基本プラットフォームは据え置きのエントリーノートと同じですので、据え置きノートのパフォーマンスを気軽に携帯できる一台です。
今回、その14インチモバイルノート、DELL Inspiron 14zをレビューします。サポート管理されているシステムモデル名ではInspiron N411zと呼ばれるので、ここでは便宜上、または混乱をさけるためInspiron 14z(N411z)と記載します。
14インチノートというのは「モバイルなのか、据え置き用なのか?」で中途半端な存在ですが、見方によっては“両刀使い”とも言えます。ですから、ユーザー自身が「モバイルにしたいのか、据え置きに徹するのか」答えを見出せないのであれば、選択の余地があります。どっちにも転ぶモデルですからね。
なお、同時期に姉妹機である Inspiron 13z(N311z)が発売されています。 Inspiron 13z(N311z)は13.3インチ画面で携帯に便利ですが、光学ドライブを搭載しておりません。そのため、外出先で光学ドライブを使うのであれば、Inspiron 13z(N311z)ではなくInspiron 14z(N411z)をチョイスしましょう。
これからレビューしていくInspiron 14z(N411z)の情報は2011年10月時点および、レビュー実機についてです。DELLパソコンはカスタマイズPCという特性上、購入時期によって仕様や構成の変更もありえます。購入の際はDELLサイトにて最新情報をご確認ください。
むろん、Inspiron 13z(N311z)よりも重量とサイズは増えてしまいますが、Inspiron 14z(N411z)は光学ドライブを搭載していながら薄型設計を実現しています。
またInspiron 13z(N311z)より画面が+0.7インチ分大きいので、据え置きにした場合は有利です。
帰省先にHDビデオカメラと携帯した場合、撮影した動画をその場でDVDに焼き、おうちの方に配る場合にメリットがあります。SDカードやUSBメモリであればInspiron 13z(N311z)でもデータを配ることはできますが、いかんせんメディアが高価ですし、パソコンを使わないご年配者には不向きです。
高速インターフェースのUSB3.0を2つ装備。大容量の動画データのバックアップも楽々。そしてモニタ出力のHDMI端子、USB2.0端子を装備。
このUSB2.0は、Power Share USB仕様なので、Windowsを立ち上げなくてもUSB経由で周辺機器の充電が可能です。携帯電話やオーディオプレイヤーなどUSB経由で充電をする機会が増えた現在では便利な機能。ACアダプタを接続していなくても、バッテリーに蓄電されていれば充電可能。
姉妹機Inspiron 13z(N311z)と、どれくらいサイズが違うか?
光学ドライブ搭載でどれくらいのサイズになるのか、気になりますよね。そこでInspiron 14z(N411z)とInspiron 13z(N311z)の両機を並べてみました。
写真左が、14インチノートのInspiron 14z(N411z) ※光学ドライブ搭載。
写真右が、13.3インチノートのInspiron 13z(N311z) ※光学ドライブなし。
キーボードは同じパーツを採用していますが、Inspiron 14z(N411z)では14インチ画面という面で、キーボード左右の縁が大きめ。
やはり光学ドライブを搭載する分、Inspiron 14z(N411z)が厚め。・・・とは言っても、かなり薄い方ですが。
両機を重ねてみたところ。Inspiron 14z(N411z)が少しはみ出す程度。
Inspiron 13z(N311z)をInspiron 14z(N411z)の上に置いてみた様子。
14インチノートをモバイルノートといえるか微妙なサイズですが、Inspiron 14z(N411z)は1.92kgほどなので、携帯してもキツくはないです。
Inspiron 14z(N411z)
幅346mm × 奥行き245.5mm × 厚み23.9~25.4mm。重量は最小構成で1.92kg
Inspiron 13z(N311z)
幅332mm × 奥行き241.3mm × 厚み22.2~22.7mm。重量は最小構成で1.76kg
Inspiron 14z(N411z)を抱えてみる
サイズうんぬん言ってもイメージがつきにくいので、実際に抱えた様子をどうぞ。
14インチノートのため、10~12インチクラスのモバイルノートより大きくなってしまいますが、薄型設計ですのでカバンに入れた時なんかは割りとスッキリと収納できます。
本格ゲーム以外は文句なし!据え置きスタンダードと同じ性能
製品画像 | DELL Inspiron 14z(N411z) |
|
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 14インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i3-2330M (2.2GHz, 3MB キャッシュ) ※ターボブーストなし |
6.5 |
メモリ | 4GB (4GBx1) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス 3000 | 4.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.2 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(5400回転) | 5.9 |
今回レビューするInspiron 14z(N411z)実機の構成は上記の通り。
姉妹機Inspiron 13z(N311z)と同じく、チップセットにHM67を採用したSandyBridge設計で、第2世代Core i3/i5搭載可能なモデルです。プラットフォームに関しては、「Inspiron 14z(N411z)では、Inspiron 13z(N311z)から単に光学ドライブを追加して14インチ画面になった」と理解すれば話が早いでしょう。
Windows エクスペリエンス~のスコアを見ても、かつてのミドルノートを思わせる性能ですね。
今回、Inspiron 14z(N411z)に搭載しているCore i3-2330Mの詳細。
32nmのSandyBridge設計で、2コア実装のHTテクノロジーによる4スレッド動作。動作周波数は2.2GHzで、ターボブーストによるクロックアップは無し。
なお、2011年10月レビュー時点では、さらに上位のCore i5-2430Mが搭載可能となっています。(2.40 GHz、ターボ・ブースト稼動時最大3.00 GHzまで可能)
さらにパフォーマンスを追求したい方は、検討してみては?
見ての通り、据え置きタイプのスタンダードノートと同じプラットフォームです。よって、据え置きノートのパフォーマンスを持ち歩くようなものです。また、一般的には15.6インチが据え置きの標準ですが、少しでも設置場所をスッキリさせたいのなら、モバイルユーザーでなくても購入対象となります。光学ドライブ内蔵なので問題ありませんよね。
フルHDコンテンツが扱える性能がありますので、本格3Dゲームをやらないのであれば、まず性能に不服を感じないでしょう。
今回レビューしているInspiron 14z(N411z)では単体GPUは搭載しておらず、Core i3に内蔵するグラフィックの「インテル HDグラフィックス 3000 」が使われますが、フルHDコンテンツを扱う分には問題ない性能です。ハードウエアによるデコード・エンコード処理機能である intel Quick Sync Videoが搭載されているので、HD動画編集にも充分です。
intel Quick Sync Videoとは
第2世代Core i3/i5にはインテル HD グラフィックス3000が統合されています。
インテル HD グラフィックス3000では、動画編集で要であるデコードとエンコードの処理が機能強化されています。処理エンジンである「マルチフォーマットコーデック」を大幅強化。動画再生支援としてQuick Sync Videoが備わっています。Quick Sync Videoでは、次のフォーマットに対しハードウエア処理が可能です。
MPEG-2、H.264、MPEG-4 AVC、VC1のデコードをハードウェア処理。
MPEG-2、H.264、MPEG-4 AVCのエンコードをハードウェア処理。
Inspiron 14zでブルーレイを超える高精細コンテンツを再生
今回レビューしているInspiron 14z(N411z)の構成で「どれくらいの性能があるのか?」試してみました。ブルーレイや地デジ程度じゃ手ぬるいので、ブルーレイを超える高精細コンテンツを再生します。
再生した映像は、「AverageRate(平均)50Mbps、MaxRate(最大)70Mbps」の高精細コンテンツです。圧縮フォーマットはH.264。
通常のブルーレイ・タイトルの場合は、MaxRate(最大)40Mbpsで制限されますので、ブルーレイを大きく上回る高負荷な処理となります。
Windws Media Playerではデコードに不備があったので、Inspiron 14z(N411z)にバンドルされていたPower DVD 9.5を使いました。
テストの結果、MaxRate(最大)70Mbpsの高精細コンテンツをコマ落ちせずに再生しました。タスクマネージャを見るとCPU負荷は20%前後で落ち着いており、わりと余力を残しています。マルチスレッドでは、4スレッドを活用していました。
では、実際にその内容を動画でご覧ください。
※映像は、「AverageRate(平均)50Mbps、MaxRate(最大)70Mbps」の高精細コンテンツ。(なお通常のブルーレイ・タイトルの場合は、MaxRate(最大)40Mbpsで制限)
これなら撮影したフルHD動画の編集にも活用できる性能ですね。
今回搭載しているCore i3-2330Mは、Core i5の下位ブランドですがなかなかのパフォーマンスです。Core i5にすればもっとパフォーマンスアップが期待できます。
次は、Inspiron 14zのディスプレイは14インチワイド画面
Inspiron 14z(N411z)のレビューリスト |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
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