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13.3インチ 最高峰モバイル・ゲームノート!
DELL ALIENWARE 13(2015年-Haswell版)レビュー
ALIENWARE シリーズの13.3インチノート、ALIENWARE 13 をレビューする(2015年1月発売)。調査した実機ではHaswell設計の第4世代Core i5-4210U を搭載していたが、8月23日情報更新 時点ではすでにBroadwell設計へリニューアルされている
搭載できるのは第5世代Core i5-5200Uおよび、Core i7-5500U プロセッサーである。いずれも超低電圧版のUシリーズであり、通常版よりは処理能力が劣るため、CPUの影響を強く受けるゲームではやや不利となる。また単体GPUには、実機のGeForce GTX 860MからGeForce GTX 960M へ更新されている。
アルマイト加工のアルミ天板、シリコンコーティングのパームレストでソフトな手触り。そしてKlipsch スピーカ搭載で、チューニングシステムにCreative Soundblaster X-Fi MB3 を標準搭載。ネットワーク・コントローラにはKillerが採用されている。光学ドライブは非搭載。特有の娯楽機能としてイルミネーション機能があり、20色から選び各照明ゾーンに割り当てることができる。興味深いオプション接続は、ALIENWARE Graphics Amplifierde。これはデスクトップ用のグラフィックカードを搭載できるGPU-BOXで、接続すればさらなるパフォーマンスアップが期待できる。
今回レビューするALIENWARE 13実機では、「13.3 インチ 非光沢 フル HD (1920 x 1080)」だが、構成選択では 光沢 QHD+ (3200 x 1800) もある。しかし、13.3インチに3200 x 1800の解像度はユーザーが限られる仕様だと思われる。「13.3インチにフルHD(1920 × 1080)か、3200 x 1800か」という検討にはXPS 13(9343)レビューのディスプレイ項目が参考になるので、一読してほしい。いずれにしてもIPS-パネル採用なので視野角が良好で非常に視認性が良い。
今回レビューするALIENWARE 13実機の構成は以下の通り。しかし前述の通り、すでにBroadwell設計に構成リニューアルされており、単体GPUも後継GPUに代わっている。
2015年4月論評 Haswell設計 |
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8月23日情報更新 時点での構成例 (Broadwell設計にリニューアル)
CPU搭載例 |
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GPU搭載例 |
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ディスプレイ例 |
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ストレージ例 |
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8月23日情報更新 時点のレビューであり、手にした実機に基づいた情報である。 販売時期や供給状況、注文内容により情報は異なる。最新情報は上記リンク先にて!
最強モバイルの、ALIENWARE 13デザイン
ALIENWARE 13の天板は梨地のアルミ素材であり、高級感がある。さらっとして金属の冷やっとした手触り。3本のラインが特徴的なデザイン。DELLサイトによると、宇宙開発用ロケットに使用されるカーボンファイバベースの複合材が使用されているらしい。
厚み26mm~28 mm、幅: 328 mm、奥行き: 235 mm。重さは2kgほどで、13.3インチノートとしてはヘビー級。
現在のノート製品と比べると分厚いが、これでも旧ALIENWAREシリーズよりも薄型になってきている。最強モバイルノートを持ち運べるので、充分許容範囲である。
広視野角のIPSパネル採用
このALIENWARE 13実機では、フルHD(1920 × 1080)解像度の非光沢ディスプレイ。光沢 QHD+ (3200 x 1800)よりは、こちらのほうが支持を受けるスペックだと思われる。※ドットバイドットで使う場合、13.3インチに3200 x 1800はド変態スペック。13.3インチにフルHDでも結構細かい。
さすがIPSパネル。極端な視聴角度でも、色度変移や色調変化が気にならないレベル。非光沢のフルHD(1920 × 1080)ディスプレイであれば、映り込みもなく目にも優しい。
ディスプレイおよび本体の角はカットされたようなデザイン。ディスプレイのヒンジ構造としては、中央寄りに2箇所のヒンジがある。
ディスプレイはここまで開く。通常用途では十分。
ディスプレイベゼルには200万画素のWebカメラとデュアルマイクを内蔵。下部のベゼルにはALIENWAREロゴ。
装備インターフェース
前面には無し。
右側面に、USB3.0端子×2基、ギガビットイーサーLAN端子。スピーカが左右側面に割り振られているが、使用時に違和感はない。なお、知り人ぞ知る、Klipschスピーカが採用されている。
Klipsch Audio Technologies(クリプシュ・オーディオ・テクノロジーズ) は市場でも1万円以上のイヤホンが売られている高級ブランド。なお全米の劇場で採用されているスピーカーではシェアNo.1らしい。
左側面では、電源コネクタ、セキュリティロック・スロット、USB3.0端子×1基(PowerShare対応)マイク、ヘッドセット端子。
ここのUSB3.0端子はPowerShare対応なので、OS起動なしでもUSB充電コネクタとして使える。
背面には大掛かりな排気口を左右に配置、ほか、ALIENWARE Graphics Amplifier接続端子、Mini Display Port 端子、 HDMI端子を配置している。
ALIENWARE Graphics Amplifierとは
ちなみにALIENWARE Graphics Amplifierというのは、デスクトップ用のグラフィックカードを搭載できるGPU-BOXで、オプション販売されている。いわばグラフィック動作のためだけのPCで外付けとして使う。このALIENWARE Graphics Amplifierを接続すれば、さらなるパフォーマンスアップが期待できるわけだが、3.5kgほどあり、サイズも大きいため持ち運びには向かない。自宅ではALIENWARE Graphics Amplifier接続でデスクトップマシンなみに楽しむというコンセプトだろう。
様々なDELLノートで使えればいいのだが、残念ながら専用端子を持つ限られたALIENWARE 機種だけだ。また、ローエンドノートに接続できるのであれば価値があるが、ノートとしては最高峰クラスのALIENWARE専用であるためあまり必要性は感じない。ただ、5年後とかに凄いグラフィックカードが登場したとして、それを古い機種となったALIENWARE 13で活用できるというメリットは有る。
Creative Sound Blaster X-Fi MB3
Klipschスピーカが搭載されているが、サウンドシムテムにはCreative Sound Blaster X-Fi MB3 が標準搭載されており、高品質のサウンドが楽しめる。
Creative Sound Blaster のユーティリティソフト
ALIENWARE 13の底面と、エアーフロー、内部アクセス
底面には13.3インチノートではまず見られない大掛かりなエアーフロー装置となっている。左右に空冷ファンを実装するデュアルファン式。その間にはヒートパイプが通っている。
モジュールカバーを開けると、2.5インチベイ、SO-DIMMスロット2基にアクセスできる。右端に無線LANカードの搭載が見える。モジュールカバーを開けただけでは確認できないが、M.2スロットが2基あるようで、「512GB M.2 SSD + 128 M.2 SSD」の構成が可能となっている。
ALIENWARE 13実機に搭載されていたHDDは、ウエスタンデジタル製だった。パフォーマンスは画像の通り。なお、採用されるベンダーは供給状況によって異なる。
梱包の様子と130W ACアダプタ
ALIENWARE 13の梱包風景。
130WのACアダプタが付属する。
フル充電、ディスプレイ輝度最大時におけるアイドル時の消費電力は、12Wほどだった。NVIDIA Optimus技術による内蔵グラフィックへの自動切り替えがあるため、アイドル時や低負荷動作では一般的なモバイルノートと同様の低消費電力である。
CPUが低消費電力ということも効果があり、
ここはCoreプロセッサーのUシリーズを採用しているメリットである。(高負荷時では処理能力でデメリットになってしまうが・・) ゲーム以外では無駄に電力を消耗するような機種ではないので、普段ライトな用途が多くても心配はない。
レンダリングでは42Wほど、ゲームでは60W前後というパターンが多かったが、ピーク時では75Wあたりというケースも見られた。いずれにしても130WのACアダプタなので、問題ない。
ALIENWARE 13のキーボード
堅固なボディだけあって、安定した打鍵感のキーボードであり、たわみもほとんどない。Enterキー、BackSpaceキー、半角全角キーも小さくないし、DELLの13.3インチノートの中では一番使いやすいキーボードである。
発熱部分もキーボード上部に集中しており、パームレストが熱くならないのも好印象。
キー配列をチェック。特に気になるような特異性はない。カーソルキーは小さくなく、しかも一段下がって配置されており操作しやすい。強いて難をあげるとすると、カーソルキーの上にある、PageUP 、PageDownがゲーム操作で邪魔になりそうな感じ。
キーストロークもモバイルノートとしてはわりと深めであり、しっかりした打鍵感がある。ゲーム用途では手応えのあるキーストロークは必須となるだろう。
各部分のアップ。左上にHDDライト、ワイヤレスライト、CapsLockのライトを配置している。キーボード上部中央のエイリアンヘッドは電源ボタンで、これらはイルミネーション設定でカラーを割り当てできる。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
- DELL ALIENWARE 13(2015年版)レビューTOP
- ALIENWARE 13(2015年版)のイルミネーション機能
- ALIENWARE 13(2015年版)ベンチ:Core i5-4210U+GeForce GTX 860M
- ※姉妹機: DELL ALIENWARE 15 (Haswell-2015年)レビュー
- ※姉妹機: DELL ALIENWARE 17 (R2)レビュー
【KabyLake】 2017年1月発売!ALIENWARE 13(R3)レビュー
- ALIENWARE 13(R3)の概要・デザイン~TOP
- 有機ELこと、OLEDディスプレイ搭載時のALIENWARE 13(R3)
- ALIENWARE 13(R3)のキーボード
- Core i7-7700HQ + NVIDIA GeForce GTX 1060の性能
2015年後期 / Skylake設計のALIENWARE 13 レビュー項目