XPS 14zの性能は?
このページでは、今回レビューしている構成でのXPS 14z(L412z)のパフォーマンスを概要で紹介。 チェック項目は、Windowsエクスペリエンスインデックスと、ストリートファイター4、バイオハザード5でのベンチマークテスト。
パソコンを構成するパーツ知識やトレンド情報。仕組みや規格を知ることで、市場に売られているパソコンの特徴が手に取るように分かってきます。初心者には少し難しいですが、研究してみてください。
XPS 14zの構成とパフォーマンス紹介
今回レビューしているDELL XPS 14z(L412z)の構成と、そのパフォーマンスを紹介します。 DELLパソコンはカスタマイズPCという特性上、購入時期によって仕様や構成の変更もありえます。購入の際はDELLサイトをよくご覧になってください。
製品画像 | レビューしているXPS 14z(L412z)の構成 |
|
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 14インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-2430M (2.4GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大3.0GHz |
7.0 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.4 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス3000 【 グラフィックスのスコアはこちら側 】 ↑ (NVIDIA Optimusテクノロジーよる自動切替) ↓ GeForce GT 520M /1GB |
(5.6) |
ゲーム用 グラフィックス |
(6.4) | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
今回は、2コア実装/4スレッド動作のCore i5-2430Mを搭載。プロセッサ スコアは7.0をマークしており、汎用処理能力は文句なし。
GPUにはGeForce GT 520Mを搭載しており、ミドルクラス・ノートとしては下位のほうです。しかし、中堅クラスの本格3Dゲームがぎりぎりプレイできるスペックを持ちます。NVIDIA Optimusテクノロジーを実装しており、軽度の使用環境ではCPU内蔵の「インテル HDグラフィックス3000」に自動で切り替わります。いわゆる自動節電モードです。
Windows エクスペリエンスインデックスのスコアは上の写真の通り。グラフィックスに関してはHDグラフィックス3000のスコアになっていますので、あしからず。(GeForce GT 520Mでのスコアは不明。)※NVIDIA Optimusテクノロジー実装ノートではそうなってしまう模様。
ファミリー | コア数と スレッド数 |
クロック (TB最大時) |
3次 キャッシュ |
内蔵GPU (最大時) |
Core i7 2640M | 2コア/4スレッド | 2.8GHz (3.5GHz) |
4MB | HDグラフィックス 3000 (1,300MHz) |
Core i5 2430M | 2コア/4スレッド | 2.4GHz (3.0GHz) |
3MB | HDグラフィックス 3000 (1,200MHz) |
2011年12月時点では「Core i5-2430M、Core i7-2640M」が搭載可能。
Core i7 2640Mはクアッドコアではありませんが、特にターボブーストの最大値が3.5GHzと非常に高い。キャッシュメモリもやや増量。
※XPS 14z(L412z)のレビュー情報は、2011年12月時点。
Core i5-2430Mのスペック詳細。
GeForce GT 520M /1GBのスペック詳細。
では、GeForce GT 500Mシリーズのファミリーで比較してみます。レビュー時点ではXPS 14z(L412z)はGT 520Mのみのようです。
「GeForce GT 500M」シリーズ | |||||
ファミリー | GT 555M | GT 550M | GT 540M | GT 525M | GT 520M |
CUDAコア | 144基 | 96基 |
48基 | ||
コアクロック | 590MHz | 740MHz | 672MHz | 600MHz | 740MHz |
シェーダー クロック |
1180MHz | 1480MHz | 1344MHz | 1200MHz | 1480MHz |
3D Vision | ○ | ○ | ○ | × | × |
CUDAコア数がかなり肝となるのですが、ワンランク上のGT 525MからCUDAコアが倍となっています。本格ゲームを考慮しているなら、GT 520Mは比較的頼りないかもしれません。しかし、GPUを搭載しないエントリーノートと比べると、明らかな処理能力の高さはあります。
本格3Dゲームでベンチマークテスト
本格ゲームのためにXPS 14z(L412z)を購入することはないと思いますが、あながち無謀でもありません。中堅クラス以下の本格ゲームなら行けるケースがあります。確認としてベンチマークテストでチェックしてみましょう。
まずは対戦型格闘ゲームの「ストリートファイター4」。2009年にPC版が登場したカプコン社の人気タイトルです。ゲーム操作としては2Dですが、グラフィック表現が3Dとなっています。
製品 | レビューしているXPS 14z(L412z)の構成 | |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 14インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-2430M (2.4GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大3.0GHz |
7.0 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.4 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス3000 【 グラフィックスのスコアはこちら側 】 ↑ (NVIDIA Optimusテクノロジーよる自動切替) ↓ GeForce GT 520M /1GB |
(5.6) |
ゲーム用 グラフィックス |
(6.4) | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1366×768 フルスクリーン |
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RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
ストリートファイター4は本格ゲームの中では比較的ライトということもあり、搭載解像度の1366×768 フルスクリーンにおいて「RANK B ⇒ 快適にプレイできる環境。 」
後もう少しで60 FPSですので、RANK Aに近いです。XPS 14z(L412z)でストリートファイター4を遊びたい方はまったく問題ありません。
次は、ストリートファイター4よりも負荷の高い「バイオハザード5」でチェック。
バイオハザード5は2009年9月にPC版が登場。日本ゲーム大賞2009 優秀賞を受賞した、サバイバルホラーの3Dシューティングゲーム。本格ゲームの負荷としては中堅レベルでしょう。
バイオハザード5のベンチマーク結果 (DirectX10) 解像度 1366 × 768 フルスクリーン |
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31.3 fps | RANK B ⇒ 一部の動作で重くなりますが、問題なく動作。 エリア1⇒34.7 エリア2⇒33.8 エリア3⇒26.2 エリア4⇒32.2 |
「RANK B ⇒ 一部の動作で重くなりますが、問題なく動作」と出ました。
ただ、Average 31.3 fpsでは、ゲームの進行が可能でも快適プレイは厳しいですね。シーンよってはややスローになる可能性があります。気になるならプレイする解像度を下げれば、大丈夫でしょう。
本格ゲームはさておき、ここまでのパフォーマンスがあれば、モバイルやサブノートとしては非常に高パフォーマンスです。グラフィックを多用するインターフェース表示やHD動画編集などにガンガン行けそうです。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、XPS 14z(L412z)の薄型ベゼル・ディスプレイ
XPS 14z(L412z)のレビュー・一覧 |