Venue 8 Pro(5830)に搭載していた64GB eMMCのパフォーマンス
手元のVenue 8 Pro(5830)には、64GB eMMC(Samsung MCG8GC) が搭載されていた。CrystalDiskMarkを使って ストレージ・パフォーマンス比較を行う。 後半では「デバイスの暗号化を無効にしてストレージ高速化 」をレポート!OS | Windows 8.1 (32bit) |
ディスプレイ | 8 インチIPSディスプレイ(1280×800)(10ptタッチ) |
プロセッサ | Atom Z3740D (2MB キャッシュ, 最大 1.83GHz ) |
メモリ | 2GB シングルチャネル DDR3L-RS メモリ |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス |
ストレージ | 64GB eMMC(Samsung MCG8GC) |
Venue 8 Pro(レッドモデル)のレビュー情報は2014年4月時点であり、手元にある実機に基づいた情報になる。仕様変更等もあるので、最新情報は、DELL公式サイトにてご確認を!
ストレージ・パフォーマンス比較 (デバイスの暗号化オンにて)
DELL Venue 8 Pro(5830) のストレージにはeMMCが搭載されている。eMMCはNANDフラッシュメモリと制御回路をまとめたストレージであり、メモリカード規格であるMMCがインターフェースに使われている。消費電力はかなり低いがSSDよりも転送速度が遅い傾向にある。
※デバイスの暗号化を無効にすればもっとパフォーマンスアップすると思われるが、ここでは「デバイスの暗号化オン」のままで行っている。一応、デフォルトということなので。(Windows 8.1の場合)
なお、購入したVenue 8 Pro(5830)には、Samsung MCG8GCが搭載されており、CrystalDiskMarkの結果は以下の通りだった。シーケンシャルはパッとしない成績だが、4KB単位のランダムはHDDよりずっと高速である。データを頻繁に貯めたり出したりする用途ではないので、タブレット端末としては適材パーツなのだろう。
現にOSの起動はかなり速いし、アプリが快適に操作できる。
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64GB eMMC(Samsung MCG8GC)
※デバイスの暗号化を無効にすればこれ以上にパフォーマンスアップする |
Venue 11 Pro~(7130)(5130)と比較
7130に搭載しているM.2規格SSDは圧倒的に速い。5130では同じくSamsung MCG8GCを搭載していたが、こちらのほうがパフォーマンスを高く引き出していた。(以下参照)
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128GB M.2規格SSD
※デバイスの暗号化を無効にすればこれ以上にパフォーマンスアップすると思われる(未検証) |
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64GB eMMC(Samsung MCG8GC)
※デバイスの暗号化を無効にすればこれ以上にパフォーマンスアップする(確認済み) |
過去のHDD搭載DELLパソコンと比較
HDDでも時代によってパフォーマンスが違う。とくに4KBランダムはかなり遅い。 (以下参照)
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120GB SATA HDD(5400回転) |
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750GB SATA HDD(7200回転) |
独自にSSDを搭載させたパソコンと比較
Windows XPにSATAのSSDを搭載したミニノート。 独自カスタマイズVer
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64GB SATA SSD(6Gbps)
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デバイスの暗号化を無効にしてストレージ高速化
Venue 8 Pro(5830)では「デバイスの暗号化オン」がデフォルトになっていたので、ストレージのパフォーマンスの足かせとなっている。デバイスの暗号化は、PC本体が盗難にあったときにデータを悪用されないためのセキュリティ機能である。安全性よりも高速化を求めるならオフにするとよい。ただし自己判断と自己責任事項である。
デバイスの暗号化について、マイクロソフトでは以下のように説明している。(抜粋)
対象製品/分野: Windows 8.1、Windows RT 8.1
デバイスの暗号化によりデータを暗号化する、つまり "スクランブルする" ことによって、Windows 8.1 PC を保護し、セキュリティを確保できます。正しい暗号化キー (パスワードなど) を持っている人だけがスクランブルを解除し、内容を見ることができます。
上記でも紹介したが、デフォルト(デバイスの暗号化オン)で調べた時は、以下の結果だった。
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64GB eMMC(Samsung MCG8GC) |
では、「デバイスの暗号化をオフにする」作業に移る。「チャーム⇒設定⇒PC設定の変更⇒PCとデバイス⇒PC情報」まで進める。「PC情報」の項目に「デバイスの暗号化」があるので、「オフにする」をクリックする。「デバイスの暗号化の無効化」を理解したら、オフにするをクリック。
しばらく処理に時間かかかるので待ち、「デバイスの暗号化が無効になっています。」を確認できたらOK。
デバイスの暗号化をオフの後、再度チェックしたらパフォーマンスが向上した。ただ、ゲームのベンチマークテスト(ストリートファイター4)では全く影響がなかった。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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