HP ENVY Ultrabook 4-1100のベンチマークテスト
今回のHP ENVY Ultrabook 4にて、ストリートファイター4およびCINEBENCH R10のベンチマークテスト!
ストリートファイター4および、CINEBENCH R10ベンチマークテストの結果
今回レビューしているHP ENVY Ultrabook 4-1100におけるベンチマークテストの結果です。ストリートファイター4および、CINEBENCH R10ベンチマークテストを行いました。
Ivy Bridge設計 |
19.8mmという薄さの、14インチ光沢液晶ウルトラブック。(解像度1366 × 768)。サブウーファ搭載の2.1chサラウンドで重低音が楽しめる。重さ約1.77kg。公称されているバッテリー駆動時間は8時間。天板、パームレストにアルミニウムを採用し、底面にラバー素材を採用した贅沢な作り。USB3.0×2基、USB2.0(電源オフ USBチャージ機能対応)×1基などを装備する。※以下の構成はHP ENVY Ultrabook 4-1100レビュー時。 HP ENVY Ultrabook 4-1200では、チップセットにHM77 Expressを採用したCore i5-3337U搭載モデル。別途、32GB mSATA SSDを搭載しており、インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)に対応。SSDをHDDキャッシュとして使用することでシステムの読み込みを高速化! |
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OS | Windows 8 (64bit) | |
液晶ディスプレイ | 14インチ光沢液晶(解像度1366 × 768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-3317U (1.7GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大2.6GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB (4GBx1) DDR3-SDRAMメモリ(1600MHz) | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 | 4.8 |
ゲーム用グラフィックス | 6.2 | |
プライマリハードディスク | 500GB SATA HDD(5400回転) +32GB SSD (mSATA) |
5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE 43.24 FPS |
RANK C ⇒ プレイできる環境。設定を下げれば快適になる。 スコア 8558 |
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CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒1分37秒 スコア⇒9049 |
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OpenGL | スコア⇒5258 |
内蔵グラフィックは「インテル HDグラフィックス4000」ですが、ストリートファイター4のベンチマークではAVERAGE 43.24 FPSもありました。RANK C なので本格的に遊ぶには満足なレベルではないものの、ローエンドの単体GPUでも搭載しているかと思えるくらい、内蔵グラフィックの性能が向上しています。
まだ内蔵グラフィックで本格ゲームが遊べるとは言い難いですが、このスコアは「ローエンド単体GPUを搭載しているのか」と思ってしまうくらい。GPUメーカ・NVIDIAのローエンド市場を奪いかねないですね。
過去のレビュー機と比較
過去のレビュー記録から引っ張りだしてみると、GeForce GT 520Mを搭載したDELL XPS 14z(L412z)に近い性能です。インテル HDグラフィックス4000はローエンド単体GPUに匹敵するグラフィック能力です。そして2007年ごろのミドルノートの性能はすでに超えています。
※以下のモデルの構成を参照
2011年11月発売の14インチ・極薄ローミドルノート。(ミドルのなかでは下位スペック)。SandyBridge設計で、第2世代Core i5 / i7が搭載可能。グラフィックにはNVIDIA GeForce GT 520Mが搭載可能で、ストリートファイター4が遊べる能力がある。中堅クラスの本格ゲームがぎりぎり進行可能なレベル。(2011年12月時点) | ||
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
液晶ディスプレイ | 14インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | Core i5-2430M (2.4GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大3.0GHz |
7.0 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.4 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス3000 【 グラフィックスのスコアはこちら側 】 ↑ (NVIDIA Optimusテクノロジーよる自動切替) ↓ GeForce GT 520M /1GB |
(5.6) |
ゲーム用グラフィックス | (6.4) | |
プライマリハードディスク | 500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE 44.08 FPS |
RANK C ⇒ プレイできる環境。設定を下げれば快適になる。 スコア 8628 |
2007年6月発売の15.6インチ・ミドルノート。Core 2 Duoが搭載可能。グラフィックにはNVIDIA GeForce 8400M GS、8600M GTが搭載可能だった。ちなみにパソ兄さんが購入した初のDELLパソコン。もともと自作ユーザーだったため、メーカーPC自体が初。 | ||
OS | Windows Vista Home Premium 正規版 32bit | |
液晶ディスプレイ | 15.4インチワイド非光沢液晶(1280x800) | |
プロセッサ | Core 2 Duo T7100(1.8GHz 、2MB L2 、800MHz FSB ) | 4.8 |
メモリ | 2GB (1GBx2) DDR2-SDRAM メモリ | 4.8 |
グラフィックス | GeForce 8600M GT 256MB | 4.7 |
ゲーム用グラフィックス | 5.3 | |
プライマリハードディスク | 120GB SATA HDD(5400回転) | 5.0 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE 24.77 FPS |
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 スコア 7026 |
高精細2Dコンテンツ(ブルーレイや地デジなど)に充分な性能
BD超える高画質映像「Pioneer Visual Material」のMovie01を再生してみました。このMovie01は「平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」という通常のBDタイトルを超える転送レートです。
※通常のBDタイトルの場合は、最大Rate 40Mbpsで制限されています。ちなみに当方の調べではNHKの地デジで平均13Mbps、DVD映画で平均5Mbpsあたりです。
この高画質デモンストレーションテスト映像が滑らかに再生できれば、2D高精細コンテンツでのパフォーマンスに文句なしというわけです。
今回のHP ENVY Ultrabook 4-1100レビューでは、CPU使用率15%、メモリ使用率41%あたりでした。(※CPUはCore i5-3317U 搭載。メモリは4GB (4GBx1) DDR3-SDRAM搭載)
余裕で処理できています。これなら本格3Dゲームのプレイでない限り、ほとんどの娯楽に対応できるでしょう。
パーツ構成では似たようなモデルは沢山ありますが、サブウーファ搭載の2.1chサウンドのモデルはそうそうありません。しかも、14インチのウルトラブックでは尚更です。音楽やミュージックムービーを中心に楽しみたいホームモバイラーなら、HP ENVY Ultrabook 4を検討してみるといいでしょう。天板とパームレストがアルミ素材の高級ボディですし、底面にはラバーコーティング。飽きさせないデザインで、なかなかの逸品です。
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